決心

精神科の通院日だった。前々回、前回と担当医が不在で、久し振りの診察を受けたのだった。音が気になるのも変わらず、眠れるのも変わらず、外出しないのも変わらず、の近況をぽつぽつと話し、薬を処方してもらう。いつもの薬だ。片頭痛と膀胱炎の薬もちゃんともらってきた。
とにかく眠れるように薬を処方されている。疲れると気分も落ち着かなくなるし、頭痛もでるのだそうだ。今の僕は落ち着いているように見えるが、亡羊とした霞をまとっているのだ。

ひとつ、決心をした。毎月行っていた交流会を卒業することにした。今の自分の状態と家の介護の状態では、来年からはセミナーになる交流会に行くことは難しいと判断した。一年かけて受け取るギフトは大きなものだろうけれど、薬を飲んでいる今の状態では受け取る体勢になっていないだろう。
最近、母が介護の疲れで貧血を起こして倒れたり、不整脈になったりしている現実をみると、優先順位はもっと僕が母を支えなくてはと思う。そこで付随するストレスもあるだろう。とにかく現実に立ち向かっていくしかないのだ。
快く承諾していただいたことに感謝する。卒業式までやっていただけるなんて、なんて幸せなことだろう。
お互い元気であれば、またお会いすることができるかもしれません。ありがとう。

冬のはじまり

いよいよ冬らしく寒くなってきたので、父は外に出たがらない。毎日介護センターに行っているが、お迎えの車がきて、名前を呼ばれてもそっぽを向いている。母が変わりに返事をしているのを見て苦笑いする。雨の日もそうだ。たぶん雪の日もこれからそうなるだろう。
まっさきに雪をかいていた頃の父を、もう失ってしまった。でも、そこにいてくれるだけでいい。父がどう変わっても僕の父に変わりはない。

今週末の連休は恋人が九州に帰省している。スカイプを知ってから毎日顔をみているので、寂しいといえば寂しい。その分本が読めるだろう。
「朗読者」を書いた人の「逃げていく愛」という短篇小説を読んでいたが、なんかしっくりこなくて、山本文緒さんのうつ病日記を読むことにした。僕はうつよりも重い病気だが、何かの気づきがあればいいと思っている。それは人生を楽しむことを見つけることと同じだからだ。

カットとパーマ

久し振りに美容院へ行った。行きつけのお店だが、前回美容院へ行ったのが二年前なので、担当者がいなくなってはいないかと、予約の電話をいれる時におそるおそる聞いてみたら、いますよとのことだったので、安心して行く事ができた。担当をしてくれた方は今では店長さんだ。
髪をいじられている間はあまりお話をしたくないので、話しかけないでくれオーラがでるようだ。いままでだって女性でも男性でも必要なことしか聞かれない。

美容院へ行ったら、女性誌を読みあさる。バラの模様が流行っているとか、ジバンシーのルージュをつけたモデルの唇の感じが可愛いとか、女子的な情報を仕入れる。ヘアスタイルはボブがトレンドだと知ったが、自分はただいつものようにとオーダーして、長さを短くしただけだ。カラーも止めたので、黒髪でくるくるしているだけである。
女の人でころころ髪型を変える人は、女心と秋の空を地で行くそうだが、自分も若い頃は冒険していた。髪型をいつものようにと言う様になったのは、この十年くらいだ。

カットとパーマで二時間半かかる。途中でカプチーノを出してくれた。トイレの心配をしたが大丈夫だった。

母が送り迎えをしてくれる。帰りは午後一時頃だったので、ラーメンを食べて帰る。

無理がきかない

誰でも疲れると、腰が痛くなるとか風邪をひきやすくなるとか、自覚症状のサインを受け取るだろう。昨日の夕方あたりから、膀胱炎っぽくなってきて鳥肌がたちっぱなしだったのだった。漢方薬の猪苓湯(チョレイトウ)を飲んだが、普段より気持ち悪さが強かったので、処方されている抗生物質を飲む。下腹部をあたためるように懐炉を貼る。後は白湯をできるだけ飲む。

恋人とのお話も早々に切り上げ、布団に滑り込んだのだった。

子供の頃から膀胱や腎臓が弱く、無理がきかない身体なのだった。何かのイベントがあると腎盂炎など高熱を出して寝ていた。病院へ行けば点滴という日常を送っていた。たしか中学の卒業式も腎盂炎で熱が高いまま母に連れられてふらふらと出席したのを覚えている。

毎月体調が変わる前に、膀胱炎っぽくなる。これはいつものことなので漢方薬を飲んでしのぐ。漢方の医者に通っている時に相談したら、猪苓湯を飲むように処方してくれた。尿の検査もしていただいたが、よく見なければわからない結晶が出ているといわれ、ミネラルウォーターを飲んでいるか聞かれたのだった。カリウムの多い水を飲んでいると尿にでることがあるという。普通の水道水を飲んでいるだけなので、なんとも身に覚えがないのだった。処方された薬は、体調の変わる前に毎回飲んでいる。細菌が出ているわけではないので、じゅうぶん効能があり、助かっている。
体調が変わるのも、たぶん、ストレスなのかもしれない。

昨日の膀胱炎の兆しは、久し振りにこれは一大事だと思った。毎月つきあっているので、早め早めに対策をとることができ、今日は快調である。

ここのところ、リホームやその後もなんだかんだと、人が来たり、外出したりしていたので、疲れがでたのだろう。
無理ができない、でも、いろいろな手助けもしたいジレンマにいつも悩まされる。

冬の空

朝は、みぞれだった空模様は、次第に雪に変わった。雪に変わり始めると空気がしんとしてくる。湖を眺めるのと同じように、雪の空を飽くことなく眺める。翼があったならくるくるくると円を描きながら、上へのぼっていくだろう。

やっと冬らしくなってきたみたいだ。

電気屋さんからテレビが届く。お昼寝をしていたので飛び起きる。全部で三台セッティングしてもらう。男性が二人組でやって来て、手順よく作業が進む。とりあえずデジタルチャンネル6局は見られるが、それ以上となると、アンテナかケーブルのデコーダーが必要になる。それは、地デジに変わるまでに考えればいい。
やっぱりデジタルは画面が綺麗だ。
プロフィール

soupooh

Author:soupooh
こんにちは!Blue Heavenへようこそ。ミスチルとスピッツのファンです。仲間由紀恵さんも好きです。オザケンも大好きです。最近また、原田真二さんにはまってます。
統合失調症の治療をしながら、ゆるゆるとwebや名刺等のデザインをしたり、布小物を作っています。
外出する時は精神障害者1級の手帳を常備。スピリチュアルでも現代医学でも様々な方面から病気に向かい合っています。
本もよく読みます。ジャンル問わずおすすめがあったら教えて下さい。

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