FC2ブログ

群像2012 1月号

三月号がもう発売されているけれど
堀江敏幸の長編がもったいなくて読めなくていた
いざ読み始めてみるとやはり静かなあくまでも静かに
物語は進行していく
その静謐さが心地よくて世界観にすっとはいっていける
至福のひと時
野間文芸賞の作品も載っているし
筒井康隆、島本理生の短篇も読めるので
とても愉しみにしている
(散歩メモ:群像2012 1月号)

俺は古本屋の雇われ主人

真夏の蝉時雨のなかをじっと俺が歩いていくところからはじまったので
すわハードボイルドなのかと僕はいぶかしむ
このごろ女性作家ばかり読んでいるので
一人称が俺とよばれることに
ざらっとした肌触りをおぼえるのかもしれない
古本屋を営む読書乙女と俺の接点は
俺の出生にからむ謎解きからはじまるので
それだけで僕をひきつける
骨折した乙女に代わって古本屋で働き始める俺のこれからが
たのしみである
(散歩メモ:ビブリア古書堂の事件手帖*三上延)

グーグーだって猫である

先月恋人が遊びに来てくれた時に、外出するのもいいけれど、暑くて倒れちゃうかもしれないから、と僕の体調を気遣ってくれて、何枚かDVDを借りてきてくれた。その中の一枚に『グーグーだって猫である』があった。主人公のキョンキョンの雰囲気が合っていて、ちょっと重い出来事もたんたんと描かれていた。
今原作のエッセイ漫画を読んでいる。『サバ・・・』の時は、猫のサバを擬人化していたが、グーグーは猫そのままである。三巻まで読んだが(全部で四巻である)、大島さんはすっかり猫おばさん(失礼)になっていて、今やねこ九匹の大所帯となっているらしい。僕も猫を飼っていたときがあるので、気持ちはよくわかる。が、九匹は無理だ。
大島さんの癌騒動や、家を建てる顛末も、いつも猫に囲まれる生活を送っていて、いいなあとほのぼのとした気持ちになった。

ことのは

ブルースケールで猫がコップの水をなめている写真の装丁に惹かれて、短歌のエッセイ本を買ったのはいつだったか。昔、俵万智さんが恋を詠った短歌を集めて評していたエッセイ本を思い出す。そこで安藤美保さんを知った。山へ行って夭折してしまった安藤さんの短歌本は手に入れるのに苦労した。
本は大人の恋を知る前の純粋な透明さで色どられていた。手に取った時の感動はいまでも忘れない。
という昔の経験から、新しい歌人さんをみつけることができるかなと購入したが、俵さんの本のように1首を取り上げてではなく、エッセイの中に歌があるというスタイルなので、難しいかもしれない。
林あまりさんの歌も情熱に溢れ、いちゃつくというよりは、オレンジを絞った最後の一滴のようにわかわかしく取り上げられている。

毎回思うことながら、みそひと文字の中に物語を作るという世界観は大好きだ。文字のひとつひとつに無駄がないから、僕は永遠にこの世界を愛するだろう。

海より深く反省

アイスダンスのコミックを見つけたので、早速注文してみた。フィギュアスケートだと中学の頃に槙村さとるさんの「愛のアランフェス」にはまってがっつり読んでいた時が僕自身漫画を読んでいたピークで、それ以降は漫画から遠ざかっていった。漫画がビニールがけされたのも漫画離れに拍車をかけたものだった。
最近少しずつまた漫画を読んでいる。哲学的でおかしな猫の世界を描いた「プ~ねこ」は面白い。
恋人が漫画を描く人なので、影響を受けているのだと思う。ストーリーテラーな漫画だけではなく、根底に普遍的な哲学や可笑しさがあるものもあるということを今でははっきりとわかる。
ただ楽しいだけで貧血を起こすまで手塚漫画を読んでいたわけではないと今なら言える。

小学生の卒業文集で「マカロニほうれん荘」の感想を海より深く反省しながら書いた自分がおかしい。
皆んなには好評だったけれど。
プロフィール

soupooh

Author:soupooh
こんにちは!Blue Heavenへようこそ。ミスチルとスピッツのファンです。
仲間由紀恵さんも好きです。オザケンも大好きです。
最近はあまりつぶやかないツイッターのつぶやきばかりですみません。
統合失調症の治療をしつつ、父の介護を母と二人三脚で行っているというファイトな日常を送っています。趣味は布小物作り。でも現在は趣味にいそしむ余裕はなく。
本はよく読みます。読めている時は環境や体調がいいときです。ジャンル問わずおすすめがあったら教えて下さい。
チャームポイントは、よく見ると三重まぶた。

最近の記事
カテゴリ
最近のコメント
最近のトラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる